こんにちは！
まりです(^^)
今日は、「週末の持ち越しは厳禁！！」
ということについてお話していきます。
私が運営しているFXコミュニティでは、
必ず週末はポジションを決済し
月曜日はノーポジ
（ポジションを持っていない状態）で
迎えましょうとアナウンスしています。
毎週、毎週アナウンスがあるけど
なんでノーポジにしないといけないの？？
と疑問に思いながら対応している方も
いらっしゃるかもしれません笑
この記事ではその疑問を解消していきますので
最後までじっくり読んで下さいね！
FXの「窓」とは？？
まず、金曜日にノーポジにする理由は
ズバリ月曜日の窓開きを避けるため。
では、月曜日の窓開きとはどういう状態か
説明をしていきます。
そもそも「窓」とは、
ローソク足とローソク足の間にできる
空間のことを言います。
通常は、ローソク足は連続した
値動きを示したものであるので、
隣同士が大きく離れることはないですが、
月曜日の朝に関しては
このようにレートが乖離している
光景をしばしば目にします。
窓が出る原因
では、なぜ月曜日には窓が開くことが
起きやすいのでしょうか。
本来、FXの取引は平日のみで
休日の取引はクローズしています。
正確に言うと、
日本時間では土曜日の朝方から、
月曜日の6時頃までは
私たちは売り買いをすることができません。
ですが、例外的に一部の国では、
日曜日が祝日ではない等の関係もあり、
取引が続いている場合があります。
その間に大口の注文が入ったり、
大きなニュースがあった場合に
窓が開くことになります。
金曜日に持ち越した場合のリスクとは？
では、
次に窓開きがあった場合のリスクについて
お話していきます。
仮に金曜日の時点で
MAXの11段までポジションが入っていて
ポジションを残したまま月曜日を迎えたとしましょう。
そして、土日に何か大きなニュースがあり
月曜日に大きな窓を明けて
相場が逆行してしまった場合、
その瞬間に大きな含み損を抱えてしまい
資金が耐えられなくなって
ロスカット、または大きな損切りをする
という可能性がでてきます(>_<)
こういったリスクを避けるために
金曜日は早めにEAを稼働停止し、
ポジションが残らないように準備を進めます。
そして、残っているポジションは
タイミングを見て決済をすることが必須となります。
ポジション決済の対応方法
では、具体的にどのようなタイミングで
EAを停止し、ポジションを決済すればいいか
お伝えしていきます。
①ノーポジションになったタイミングで
EAを停止しましょう。
MT4を見て、ポジションが無くなったタイミングが
あれば、早めにEAを停止するのがいいと思います。
そこで停止すれば、リスクは0になるので、
これが一番安全な方法です。
ですので、可能であれば金曜日の午後は
こまめにMT4を確認しましょう。
（携帯でも確認できます）
②夕方くらいのタイミングで
含み損が少なければ損切りする。
相場の動きによっては
なかなかノーポジにならないこともあります。
そんな時は16時くらいのタイミングで
含み損が少なければ損切りをするのも
1つの方法です。
夕方以降はロンドン市場が開くため
相場が活発に動き始めます。
そこで、更にポジションを抱えないよう
含み損が少ないうちに損切りする、
というのも1つの正しい判断です。
恐らくそれまでに利益がでているので
そこで損切りしてもマイナスになることは
そんなに無いと思います。
欲を出さず賢い判断をしましょう！
③夕方の段階で含み損を
大きく抱えていた場合。
この場合の判断は人それぞれになります。
EAを信じて利確されるまで様子を見るか、
含み損が大きくても損切りをするのか、
これは人それぞれ考え方が違うので
どうするか最終的な判断は自分で
決断する必要があります。
相場が戻って無事に利確されるか、
それとも逆行して更に含み損が増えてしまうか
これは誰にもわかりません。。
チャートを読める方であれば
ある程度分析してどちらに動きそうか
予測して判断することもできますが
わからない方が多いと思います。
その場合は、損切りをしても
これまでの利益が多ければ
トータルで考えた場合にはプラスになりますし
当EAであれば、その日の損失を
すぐに取り戻すことができます。
なので、損切りをするのも1つの
正しい判断であるというのは
覚えておきましょう！
仮に逆行してロスカットしてしまうと
原資が残ってないので損失を取り戻すのも
難しくなってしまいます。
「毎日利益を出す」という考えではなく
年間を通してプラスになることを
目標にすれば1日の損失も必要な経費です。
④時間指定停止ツールの活用
金曜日の夕方以降、
ずっとチャートを監視できればいいですが、
なかなか張り付いてノーポジになる
タイミングを図るのは難しいですよね。
そんな時は、EAに組み込まれている
時間停止機能で調整をしましょう！
パラメーターで設定できるものもありますが、
時間停止機能がついていないEAは
別途、時間停止ツールを使って
設定しておくと便利です。
時間停止ツールに関しての詳細は
こちらの動画で解説していますので
ご希望の方はご覧ください♪
まとめ
この窓開きは、
毎週起こると決まっているものではありません。
もちろん起こらない時のほうが多いです。
ですが、いつ起こるかわからないからこそ、
”起こるリスクが高い日”と予めわかっている時に
無理に稼働させる必要はないですよね。
こうしたリスク管理を
徹底できるかできないかで
同じEAを使用していても
最終的に結果が大きく変わります。
金曜日は忙しくて
EAの対応ができないと言う方は
その日は稼働しない、
というのも正しい判断です。
相場は逃げません（汗）
数千円～数万円の利益のために
大きな資金を失う可能性がある、
ということを常に意識していただき
安全にEAを運用するように心がけましょう！
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それではまた！
まり
